中古マンションの低層階と高層階のどちらを購入すれば良いか悩まれていないでしょうか。
マンション購入は大きな買い物なので、物件選びも慎重になることでしょう。
今回は、中古マンションを購入するときの、低層階・高層階のメリット・デメリットについてご紹介します。
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弊社へのお問い合わせはこちら中古マンションの購入!低層階・高層階のメリット
中古マンションの購入では、選ぶ階数によってそれぞれのメリットがあります。
一般的に、上の階の方が良い物件だと思われがちですが、かならずしも高層階が良いとは言い切れません。
低層階にもメリットがあり、あえて選ぶ方もいらっしゃいます。
ここからはそれぞれのメリットについて順にご紹介していきますので、物件えらびの参考にしてください。
低層階を選ぶメリット
低層階を購入する際のもっとも大きなメリットは価格が低いことです。
一般的なマンションであれば、階数が下がるごとに価格も下降していきます。
また、物件によっては同じ予算でもより広い間取りを選べるかもしれません。
家族が多い世帯などでは、1つでも部屋が増える方に需要があることがあります。
低層階のお部屋では、予算を抑えてタワーマンションに住むことが可能になると言えるでしょう。
さらに、近年では災害時などの緊急時を考慮して住まいを選ぶ方が増えています。
なるべく地上に近い階数の部屋を選ぶことで、避難がしやすくリスクが低いと考えられるからです。
たしかに、エレベーターが止まってしまった場合でも、すぐに階段を使って外に出られる安心感があります。
日常でも、エレベーターの混雑による影響が少ないので、コンビニなどのちょっとした外出が気軽にできるのもメリットです。
低い階数のなかでも1階を選ぶメリットには、下の階に気を遣う必要がないことがあげられます。
お子さまの走り回る音のみならず、日常の生活音が階下に響かないよう、神経質になる必要がありません。
また、1階には専用庭がついていることがあり、低層階のなかでも自然を感じられ解放感を得られます。
高層階を選ぶメリット
高層階のお部屋を購入するメリットでは、なんといっても眺望の良さがあるでしょう。
遠くまでひらけている景色は最高のインテリアになります。
まわりに同じような規模のマンションがなければ、日当たりが阻害されることもなく、たとえ北向きのお部屋であってもじゅうぶんな明るさが確保できます。
まわりからの視線を気にすることなく、開放感ある生活スタイルの実践が可能です。
マンションの立地によっては、遠くの花火も鑑賞できるなどのうらやましい楽しみ方もあるでしょう。
さらに、風通しの良さや騒音が気になりにくいのもメリットではないでしょうか。
湿気がこもりにくいので快適に過ごすことができ、外の音にストレスを感じながら生活する必要がありません。
虫が苦手な方にも高層階をおすすめします。
中古マンションの購入!低層階・高層階のデメリット
中古マンションの購入には、検討する物件のデメリットを把握しておくことも大切です。
メリットだけでなくデメリットにも納得して購入しないと、のちのち後悔することになるかもしれません。
ここからは、低層階と高層階それぞれで考えられるデメリットを順にご紹介していきますので、参考にしてみてください。
低層階のデメリット
低層階のお部屋を購入する際には、考慮していただきたいデメリットがいくつかあります。
メリットで避難しやすい点をあげましたが、外に近いということは人通りが多いとも言えます。
ガレージや駐輪場の出入り口が近いと、人の出入りが激しく騒音が気になるかもしれません。
ゴミ置き場やゲストルーム、集会室の近くでも同じことが言えます。
ドアから一歩外に出ると人に会う確率が高く、落ち着かないという方もいらっしゃるでしょう。
日当たりや風通しの面でも、良い環境が期待できない点がデメリットです。
建物が密集している地域では、とくに低層階の日当たりが望めません。
虫が苦手な方には、地面に近いほど、虫が多くなる傾向があるので、注意が必要です。
ただし、高層階でも隣の部屋のベランダに置いてあるプランターに虫がわいて、コバエに悩まされるといったケースもありますので、害虫被害は低層階に限った話ではありません。
住人同士の関わりでは、階数によって住人をランク分けするような風潮もあります。
高層階の住人の方がかならずしも高収入であるわけではありませんが、低層階に住んでいるというだけで、生活水準が低く見られている感じがするという声もあります。
タワーマンションなどでは、ステータスを重視する傾向が強い物件かどうかリサーチしてみると良いかもしれません。
高層階のデメリット
眺望の良さが自慢の高層階にも、デメリットはあります。
とにかく風が強いので、洗濯物を干すどころか窓も開けられないことも考えられるでしょう。
外の音や状況に気づきにくいので、マンションの下まで降りてはじめて雨が降っていることを知るといった場合もあります。
さらに、エレベーターがストレスになってしまう方がいらっしゃるかもしれません。
朝夕の通勤・通学の時間帯には、エレベーターが混雑して、出かけるのに時間がかかってしまいます。
コンビニなどのちょっとした買い物でも、億劫に感じてしまうかもしれません。
災害などの緊急時に備えて、高層階は避ける方もいらっしゃいます。
高い場所に住むことによって、ストレスを感じるのは人間に限ったことではありません。
見落としがちですが、犬などを飼っている方はペットの住環境に適しているかどうかにも目を向けるようにしましょう。
散歩に連れ出すにも時間がかかるだけでなく、エレベーターそのものがストレスになってしまうことも考えられるからです。
中古マンションの購入!低層階・高層階の価格差
中古マンションを購入する際にもっとも重視されるのは、やはり価格でしょう。
高層階は予算的に無理でも、低層階だとぎりぎり手が届く場合も考えられます。
タワーマンションに住むのが目標なら、眺望はあきらめてでも購入したいと考えるのではないでしょうか。
実際に、低層階と高層階では価格差があるのが一般的です。
しかし、価格と住み心地は比例しているとは一概には言いきれません。
購入したい物件同士の価格差と許容範囲を考慮して購入すると良いでしょう。
高層階の方が高い
高層階と低層階の価格差は眺望代と言えるでしょう。
上に行けば行くほど価格も上昇します。
階数のちがいだけで500万円前後の価格差がある場合もあるのです。
さらに、ひとくちに高層階といっても、角部屋やルーフバルコニーの有無によっても価格差が生じます。
マンションの価格には、景色や日当たりの良さが反映されていると言えるでしょう。
使用できる共用施設は変わらない
どこの階に住んでいようとも、使用できる共用施設は同じです。
たとえ、購入時に支払った金額に数千万円の差があったとしても、同じように広々としたエントランスをとおり、多彩な共用施設を使用できるメリットは変わりません。
眺望よりも価格重視で低い階層の部屋を購入する方でも、受けるサービスなどにちがいはありませんので、ご安心ください。
周辺環境も考慮する
価格やメリット・デメリット以外では、周辺環境のリサーチも大切です。
駐車場の出入り口に近い部屋でも、実際に足を運んで確かめてみないと音が気になるかどうかわかりません。
周辺に飲食店や工場がある場合には、においが気になることもあります。
低層階の場合にはとくに外の環境から影響を受けやすいです。
購入する前には必ず実際の物件に出向き、音やにおいが気にならないかどうか確認するようにしてください。
まとめ
マンションは上の階の方がメリットが多く良い物件だと思われがちですが、かならずしもそうとは言いきれません。
中古マンションの購入を検討する際には、価格以外にも階層ごとに違うメリット・デメリットを考慮すると良いでしょう。
株式会社LIFE HOME スタッフブログ編集部
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