海外のように、自宅にプールがある生活に憧れている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、敷地が狭く隣の家と近い日本では、そんな夢を簡単に叶えるのは困難です。
とはいえ「絶対にムリ!」というわけではないため、設置を迷っている方もいるでしょう。
そこで本記事では、一戸建てでプールを設置する場合のメリットや工事費、ランニングコストなどの情報をまとめてみました。
可能な方は、ぜひ参考にしてください。
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弊社へのお問い合わせはこちら一戸建てにプールを設置する場合の費用とメリットとは
海外では一戸建てにプールがある物件がたくさんあります。
しかし日本ではかなり珍しく、むしろほとんどないといっても過言ではありません。
それでも、「家にプールがあれば…」と憧れる方は少なくないでしょう。
もちろん、日本でも一戸建てにプールを設置することは十分可能です。
ここでは設置するメリットについてご紹介します。
トレーニングができる
わざわざスポーツジムに行かなくても自宅でトレーニングができるので、時間とお金が無駄になりません。
スポーツジムの場合、営業時間が限られているため思うようにトレーニングができず、仕事が忙しい方には「空いた時間にトレーニング」なんて優雅なことは困難です。
しかし自宅にプールがあれば、時間を気にせず好きなときに利用できます。
早朝に泳ぐことも、深夜に泳ぐことも、周りの人を気にすることなく思いきり泳ぐことも可能です。
毎日ジムでトレーニングしているという方は、一度設置を検討してみると良いかもしれません。
子どもの遊び場として使える
夏になると、ビニールプールを出す家庭も少なくないでしょう。
しかし、わざわざ空気を膨らませる必要があり、サイズが大きければ大きいほど手間がかかります。
さらに片づけまでするとなると、大変です。
でも、一戸建てにプールが備え付けられていると、準備や片づけをする必要がありません。
そのため子どもの遊び場としても非常に人気があります。
断水時に役に立つ
災害が多い日本にとって、備え付けのプールは断水時に役立ちます。
災害に備えてペットボトルの水を準備している方もいると思いますが、断水が長引けば準備している分だけでは足りません。
さらに、夫婦2人+子ども1人なら浴槽1杯分の水で3日しか持たないといわれています。
そんなとき、プールがあればかなり重宝するでしょう。
他にも、優雅な時間を過ごせる、陽光を部屋に取り込めるなどのメリットもあります。
一方でデメリットもある?
ランニングコストがかかるため、それなりに余裕がないと維持ができません。
また空気を膨らませて使う簡易的なプールに比べ、使わなければデッドスペースになってしまいます。
「子どもが小さいときだけ使いたい」という方はわざわざ設置する必要はありませんし、その辺もよく考えてから工事を依頼するようにしましょう。
一戸建てにプールを設置する場合の工事費用は?
気になるのが、一戸建てに設置した場合の工事費用です。
「自宅にプールがあるとメリットがたくさん!」といってもタダで設置できるわけではなく、工事が必要になります。
費用も、大きさや種類によって異なります。
そこでここでは、設置するにあたってかかる工事費用について解説します。
設置場所はさまざま
ひと口に一戸建てのプールといっても設置場所はさまざまです。
一般的に庭・屋上・中庭・室内に分けられますが、敷地がそれほど広くない日本では室内に設置するのは難しいといえます。
そのため、庭・屋上・中庭が効果的でしょう。
庭は部屋から様子が見えるので小さいお子さんがいる方でも安心です。
人を招いて大勢でワイワイするのにも適しています。
屋上は、開放感があるのがメリットになります。
それでいて道路からの視線も気にならないのでプライバシーも守ることができます。
中庭は、自分たちだけの空間になっているため、よりプライバシーを守れます。
庭同様、部屋から様子が確認できるのも安心でしょう。
費用は大きさによって異なる
いよいよ本題です。
工事費用は、簡単にいうとどれくらいの大きさを設置するかによって変動します。
そのため、必ず見積もりを出してもらい、納得のいく費用なら工事をお願いしましょう。
また東京や大阪などの都心部は土地の取得費用が高くつきやすいので要注意です。
相場は、300~500万円程度といわれています。
工期は意外と短く2週間程度、鉄筋コンクリートで型枠を造ったら、循環装置を取り付けコンクリートを打設、防水を施したら完成になります。
あくまでおおまかな流れですが、1か月以上かかることはないでしょう。
施行法の種類
先ほども少し述べましたが、鉄筋コンクリートで型枠を造ります。
他にも、ライナーシートや金属、FRPなども用いられます。
近年はコンクリートよりもFRPを使用することが多く、この素材は繊維強化プラスチックを指し、ビルの屋上や木造住宅などの防水としても使われています。
漏水を防ぐために非常に役立つため、隣の家との距離が近い日本においてはコンクリートよりもおすすめの施行法といえるでしょう。
一戸建てにプールを設置した場合の維持や管理にかかる費用は?
自宅に設置しているとトレーニングができたり子どもの遊び場になったり嬉しいことがありますが、一方で維持費や管理費がかかるというデメリットがあります。
いわゆる「ランニングコスト」と呼ばれるものですが、設置する前に知っておくことで安心して工事を依頼できます。
ここでは、おおよその費用について解説します。
自宅プールのランニングコスト
プールは、ただ設置すれば良いというわけではありません。
維持するために電気代や薬剤代、水道代がかかります。
これらにかかる費用はプールの大きさによって変わってきますが、だいたい月額6,000円~10,000円程度といわれています。
もう少し細かくご説明すると、水道代は貯水時に約3,100円、年に1回は水を入れ替える必要があり、その際に約1,100円の費用が必要になります。
薬剤は、水質を維持するために欠かせません。
専用の薬剤を使用し、費用はだいたい月に1,000円程です。
また定期的にメンテナンスも必要ですから、それにかかる費用も考えておく必要があります。
夏場は週1回、冬場は月1回を目安にお手入れし、常に良い状態を保っておきましょう。
設置は安いけど維持費が高い?
意外にも、プールの設置にかかる費用はそれほど高くありません。
しかし、問題は維持や管理費などのランニングコストです。
金銭的に余裕がないと何年も使い続けるのは難しく、またそれなりに広い敷地が必要になることから一般的な家庭では非常に難易度が高くなります。
となると、「やっぱり設置しないほうがいいんだ…」とがっかりしてしまうかもしれません。
でも、安心してください。
近年は日本にもさまざまなプールがあります。
ビニール製でも大型サイズのものがありますが、おすすめはフレームタイプです。
ビニール製のようにわざわざ空気を入れる必要がなく、フレームを組み立てるのでそのままにしておくこともできます。
また耐久性にも優れていますから、大人が入っても問題ありません。
それなりに広さのある庭や中庭がある方なら、大型フレームタイプも検討してみてください。
まとめ
一戸建てにプールを設置する場合、それほど費用は高くないことが分かりました。
一方で維持や管理などランニングコストが高くなるため、安易に決定してしまうと失敗します。
設置を検討している方は、今回ご紹介したメリットや工事費・維持費などをぜひ参考にしてみてください。
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