「マイホームを購入したい!」でも、契約までにどんなことをしたら良いのでしょうか?
本記事では、家を買う前に知っておきたい「資金計画」や「見学・申し込み」について解説しています。
それぞれの流れで注意したい点もご説明していますので、マイホーム購入を計画している方は参考にしてみてください。
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちらマイホーム購入の流れとしてまずは資金計画が必要
マイホームの購入は、人生でもっとも大きな買い物といえます。
そのため、無計画で契約してしまうのは非常に危険です。
安心安全にマイホームを購入するためにも、まずは資金計画をしっかりおこなっておきましょう。
諸費用はどれくらいかかるのか
新築でも中古でも、マイホームを購入するには物件の費用のほかにも「諸費用」が必要になります。
諸費用は新築と中古でかかる費用が異なり、新築は物件価格の3~6%、中古は5~8%が目安と言われています。
ちなみに、中古の目安はあくまで物件価格全体であって、引っ越し費用や入居後の税金を含めると約10%と少し高くなります。
諸費用の内容は、「手数料」「サービス料」「税金」などが挙げられます。
それぞれどんな費用がかかってくるのか以下でご紹介します。
●仲介手数料、融資事務手数料、保証料
●団体信用生命保険料、火災保険料
●登記手数料、管理費、修繕積立金
●印紙税、登録免許税、固定資産税、都市計画税、不動産取得税
住宅ローンはどこを利用すべき?
住宅ローンに関しても、新築・中古どちらも同じものが用意されています。
条件や利用できるサービスなどは金融機関によって変わってきますが、一般的には利用者は20歳以上70歳まで(完済時に満80歳)だったり、団体信用生命保険に加入が認められていたりなどが挙げられます。
とくに借り入れ金額は金融機関ごとに差がありますから注意しましょう。
中古の場合は、「借り入れ期間」にも気を付けなければいけません。
借り入れ期間が新築とは違い短く設定されているところが多いので、注意しましょう。
管理費・修繕積立金について
マンションの場合は管理費・修繕積立金が、諸費用のひとつになることはご存知の方も多いのではないでしょうか。
それぞれどんな費用なのかというと、管理費はマンションの管理組合に納めるもので、修繕積立金は建物の修繕費として支払います。
この2つは購入すると毎月納めることになるため、それもふまえたうえで資金計画を立てておきましょう。
ちなみに、管理費・修繕積立金の金額は物件によって異なります。
マイホームの購入前に知っておきたい見学~申し込みまでの流れ
マイホームを購入するにあたって、やっておきたいのが見学です。
情報誌やインターネットだけで判断してしまうと、いざ入居したときに失敗してしまいます。
ですので、必ず購入前にはしっかり見学をしておきましょう。
ここでは、見学~申し込みまでの流れと注意点について解説します。
外観でチェックしたいこと
意外にも見落としがちなのが外観です。
築年数が浅いと目立ったひび割れが少ないため分かりにくいですが、中古物件の場合は隅々までしっかりチェックしておく必要があります。
幅0.5mm以上のひび割れがあれば注意しましょう。
他にも、屋根や軒裏、基礎などのチェックも忘れないようにしてください。
内観でチェックしたいこと
室内は、水回りや窓の位置、所有範囲、収納などが挙げられます。
とくに水回りは気にされる方が多いのではないでしょうか。
新築の場合でも、ミスがないかしっかり確認しておいてください。
水回りは、使い勝手はもちろんのこと、水圧やニオイなどもチェックしておきたい点です。
中古の場合は以前入居者がいたわけですから、マイナス点がないか隅々まで確認する必要があります。
シンク下は水漏れしていないかもチェックしておきましょう。
また、プロに任せるのもひとつの手です。
気になるところは積極的に担当者に質問し、良し悪しを見極めてください。
中古マンションで確認すべきところ
中古マンションの場合も戸建てのチェックポイントとほとんど同じですが、外観は管理会社を通す必要があります。
その他、共有部分は見逃さないようにしっかり確認しておいてください。
ただ専門家に診てもらう場合は管理会社の合意が必要になります。
周辺環境の確認も忘れずに
物件自体は問題なくても、いざ住んでみると「周辺環境が気になる」という方は少なくありません。
物件ばかりに気を取られて忘れがちですが、周辺環境は変えられないので気になる方は見学の時点でしっかり確認しておきましょう。
戸建てなら近隣の態度や騒音などです。
また家の前に道路がある場合、交通量も重要になります。
排気ガスのニオイや車の騒音なども気になるため、午前と午後に分けて見学してみてください。
また大型商業施設や飲食店が近くにある物件は、ニオイや若者のたまり場になっていないかもチェックしておくと安心です。
営業トークには惑わされないこと
少しでも契約してくれるお客さんを増やすために、「先着順ですよ」「早く決めないと他の方に決まってしまいます」といった押し売りトークがありますが、そういった営業に惑わされないように注意してください。
もちろん早く契約したほうがお得な場合もありますが、入居後トラブルが発生するよりも、しっかり見学をし、流れを踏んだほうが安全です。
マイホーム購入の契約~引き渡しまでの流れ
これまで資金計画から見学・申し込みまでの流れをご紹介してきましたが、最後は「契約~引き渡しまでの流れについて」解説します。
購入したいマイホームが決まったら、売買契約書を交わすことになり、その際いくつかの費用が必要になります。
事前に確認し、スムーズに対応するようにしましょう。
購入後に支払うお金
手付金・印紙代・仲介手数料が必要になります。
手付金の相場は物件価格の10%と言われており、売買契約時には欠かせません。
支払った手付金は物件価格から差し引かれますが、契約を辞退すると返金されないので注意してください。
印紙代は現金で支払うことになります。
契約金によって変動し、たとえば1000万円~5000万円の物件なら印紙代は2万円です。
仲介手数料は、不動産会社に支払うお金になります。
上限は物件価格3%+6万円(消費税)、契約時には50%を支払い、残りは決済のときに支払います。
その他、引き渡し前には「残金決済」「登記費用」「印紙代」「ローンかりいれ費用」「固定資産税など」が必要です。
もちろん引き渡し後も「引っ越し費用」「家具代」などがかかってきます。
中古の場合は「リフォーム費用」も必要になるでしょう。
ローン特約とは
一般的に、マイホームを購入すると売買契約で「ローン特約」を付けることになります。
ローン特約とは万が一審査に落ちた場合、売主が契約解除できる制度のことで、手付金を返金してもらえます。
ただしローン特約には「解除条件型」と「解除権留保型」の2つが存在します。
前者は金融機関で融資が得られなかった場合に適用され、期限がくると自動的に解除されます。
一方で後者は、買主が契約解除できる権利のことをいいます。
どちらも審査に通らなかった場合に適用されますが、同じローン特約でも内容が変わってくるのでしっかり確認しておきましょう。
重要事項説明書とは
購入後に後悔しないためにも、「重要事項説明書」はとても大切です。
必ず書類のコピーをもらい、内容に目を通しておきましょう。
とくに、「物件について」「法令上の制限」「土地と道路の関係」「インフラ整備」「敷地や建物の状態」はしっかりチェックしておいてください。
マンションの場合は「共用部分」についても確認しておきたいところです。
まとめ
マイホームを購入するにあたり、知っておきたい「流れ」について解説しました。
購入後に失敗しないためにも、しっかり資金計画を立てることが大切です。
また重要事項説明書についてもきちんと確認しておいてください。
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちら