新築より安く、中古物件よりも美築であるためリフォーム済みの中古マンションを購入したいと思う方は多いのではないでしょうか。
リフォーム済みの中古マンションの魅力は、内装も設備も一新され、どんなに築年数が古い物件でも手直しする必要ないことです。
このように、一見メリットばかりが目立ちますが、実はデメリットも存在します。
購入の際にはいくつかの注意点がありますのでご紹介します。
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弊社へのお問い合わせはこちらリフォーム済み中古マンションのメリットとは?
リフォーム済み中古マンションは、さまざまなメリットがあります。
価格はもちろん、入居までに時間がかからないところも魅力です。
ここでは、リフォーム済み中古マンションのメリットについてご紹介します。
リフォームにかかる時間をカット
中古マンションのリフォームをするには、モデルルームに内装を見に行ったり、数社の業者から見積もりを取り寄せたりと時間がかかります。
しかも、フルリフォームともなると工期に6〜7か月の時間が必要です。
その分、入居予定日からさかのぼって準備をするのは時間がかかります。
リフォーム済み中古マンションでしたら、これらの作業はすべて完了済みです。
自分好みのリフォームがされている物件を選ぶだけなので、大幅に時間がカットできます。
リフォーム代を負担したくない方におすすめ
自分でリフォームするとなると、当然リフォーム代が余計に必要です。
予算内で収まらないケースも多く、気づけばオーバーすることもあり得ます。
しかし、リフォーム済み中古マンションでしたら、金銭面の心配も必要ありません。
物件価格にすべて含まれていますので、総額がわかりやすいのが嬉しいポイントです。
金銭面の予定が立てやすいのもリフォーム済み中古マンションのメリットです。
購入後すぐに入居が可能
リフォーム済み中古マンションは、購入後すぐに入居できるところが魅力です。
引っ越しまでの日程が組みやすく、ストレスレスに入居できます。
内装・備品・間取りなどすべてが一新されているため、前居住者による使用感もありません。
また、リフォームにかかる時間が短縮された分、部屋の割り振りや家具の配置などにたっぷりと時間がかけられます。
1日も早くおしゃれな物件に引っ越したい方におすすめです。
契約不適合責任で安心
売主が不動産会社の場合、最低2年間の契約不適合責任があります。
これは、入居後に雨漏り・給排水管や電気系統のトラブル・シロアリ被害などがあれば、売主が責任を負う契約です。
目に見えない欠陥は住みはじめてから見つかるケースがよくあります。
すべて補償してもらえる安心感は何物にも代えられません。
ただし、個人が売主の場合は特約期間が短くなったり、免責になったりする場合もあります。
契約時に必ず確認してください。
リフォーム済み中古マンションのデメリットは?
リフォーム済み中古マンションは、メリットがある一方デメリットも潜んでいます。
購入してから後悔しないようどんなデメリットがあるか、きちんと理解しておきましょう。
ここでは、リフォーム済み中古マンションのデメリットを間取り・外観・価格相場などポイント別に解説します。
今の生活に合わない間取りがネック
リフォームが完成した中古マンションでは、希望の間取りが選べません。
そのため、家族の人数と部屋数が合わなかったり、収納が少なかったりするケースが考えられます。
とくに古いマンションを利用している場合、間取りのパターンが古い可能性があります。
そのため、生活しづらいと感じるかもしれません。
しっかりと理想を持ち、失敗しないように注意しましょう。
古さが目立つ外観
室内は新築のように綺麗にリフォームされていても、外観の古さが目立つマンションがあります。
とくに築年数が古いマンションでは仕方のないことです。
個人でリフォームできるのはドアの内側のみですので、外壁まではリフォームできません。
マンションは、一般には12年ごとに外壁や共用部分の大規模修繕が実施されます。
購入希望の物件が計画的に修繕をしているかどうかもチェックしてください。
ただし、外壁や共用部分が修繕されてもデザインはそのままというケースも少なくありません。
価格設定が高い可能性もあり
リフォーム済み中古マンションは新築よりも安く綺麗な物件が購入できます。
しかし、一般の中古マンションより若干相場が高くなっています。
リフォーム費用分が上乗せされているのは理解できますが、それが妥当な価格設定かどうかを確認はできません。
一般に、マンションの価格は需要と供給によって決定されています。
そのため、人気エリアの物件は相場が高く、そうでない地域では安く設定されているわけです。
購入を希望しているリフォーム済み中古マンションが適切な価格設定かどうかを見極めるためには、該当地域の価格相場を知っておく必要があります。
リフォーム済み中古マンションを選ぶ注意点
リフォームされた室内が美しいと、ついマンションの品質や生活環境などを見落としがちです。
長く住むことを考えると共用部分やマンション周辺にも注目しましょう。
ここでは、リフォーム済み中古マンションを選ぶ際の注意点についてご紹介します。
築年数のチェック
もっとも簡単に確認できるのが築年数です。
あまりにも古いマンションであれば、耐震性に問題があるかもしれません。
現在は震度6〜7程度の大地震でも倒壊は免れるとする新耐震基準法が適用されています。
しかし、1981年6月以前のマンションはその対象外です。
生活の安心を得るためにも新耐震基準法が適用されたリフォーム済み中古マンションを選びましょう。
生活環境を見るにはマンション周辺がカギ
せっかくキレイな室内のマンションでも周辺がゴミだらけでは台無しです。
共用部分の整理整頓は住人のマナーが問われるところです。
エントランス・エレベーター・共用廊下・ゴミステーションなども忘れずにチェックしてください。
リノベーション部分の確認は必須
フルリノベーションと部分リノベーションのどちらが実施されているか確認しましょう。
表向きだけを綺麗に整え、実は排水管など目に見えない部分は交換していない可能性があります。
工事内容は見た目で判断ができないので、リノベーション適合住宅を選べば間違いありません。
リノベーション適合住宅とは、一般社団法人リノベーション協会が定めた検査基準通りにリフォームされた住宅です。
また、マンションの確認をプロに有料で依頼するインスペクションを利用するのもおすすめです。
マンションは一生に一度の大きな買い物です。
後悔のないようにしましょう。
アフターサービスの有無を確認
物件によってはアフターサービスの保証がついているものがあります。
アフターサービスは会社によって名称も内容も異なりますので、確認が必要です。
また、リフォーム瑕疵(かし)保険に加入している会社もあります。
この保険は購入した物件に不備があった際、補償してもらえるものです。
施工会社が倒産しても補償が継続されるのも嬉しいポイントです。
まとめ
リフォーム済み中古マンションは新築同然の美しさがあり、価格も安いとあって購入者にとっては魅力的です。
物件選びの際は、内装だけでなく間取り・価格相場・耐震性・アフターサービスなどのチェックをおすすめします。
大切な家族と暮らす快適な住まいを手に入れるために、後悔のない選択をしてください。
株式会社LIFE HOME スタッフブログ編集部
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